という訳で、2012年9月25日時点での「英語字幕で映画を観たこと」に関する所感を書いておく。
※ネタバレは記事後半に少しあり。
・字幕を読まないとついていけない
・字幕を読むのに忙しくて、人物の表情などを追えない
・人名が頭に残らない(スキーターとユージニアの違いがわからない、サブの人たちの名前が頭に残らない)
・早口でまくし立てられると全然わからない(字幕見ても量が多いから追いつかない)
・知らない単語は空気読むしかない
・元々知らない言葉はたぶん日本語字幕で見てもわからない(ジム・クロウ、KKKなど)
・読める・聞ける範囲で、日本語に訳さずに理解できる
・したがって、泣けるところは泣ける
※私の脳内で都合よく解釈してるかもしれないが
数ヶ月後には、「むしろ字幕なんて邪魔」と言えるようになるといいな、というのが今のところの所感です。
ちなみに観たDVDはこちら。
土曜日にたまたま王様のブランチで紹介していました。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2012-09-19)
売り上げランキング: 1201
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“ヘルプ"とはお手伝いをする人。かつてのアメリカ南部では黒人家政婦たちのことを意味していた。しかし、自由の無い時代に様々な苦しみを抱えて生きている家政婦たちこそ、声にはできない自分たちの叫びを聞いてくれる誰かの“ヘルプ"が必要だった。
<ストーリー> 作家志望のスキーターは南部の上流階級に生まれ、黒人家政婦の存在が当たり前の地域社会で育ってきた。だが、大学から戻った彼女は、白人社会で家政婦たちが置かれた立場が、もはや当たり前には思えなくなってくる。そして、身近な家政婦たちに現状に対しての想いをインタビューしようと試みるが、彼女たちにとって真実を語ることは、この南部という地域社会で生きる場所を失うことを意味していた…。 そんなある日、白人家庭に黒人専用トイレの設置を義務付けようと活動する、スキーターの女友達の家で働いていたミニーが、トイレを使用したため解雇されてしまう。誰もが口をつぐむ中、ミニーの親友のエイビリーンが勇気を出して、ついにスキーターのインタビューに応じた。 そしてその小さな一歩は数多くの勇気へと広がり、やがて彼らを取り巻く社会を根底から揺るがす大事件へと発展していく…。 〜アマゾンより
アメリカでは興行的に大成功したけど、日本ではさほどでもなかったらしい。
ちなみにこのトレーラーのサムネイルで写っているこの女。
性格の悪さったらハンパない。超絶クソ◯ッチ。見ててイライラする。
以下は、映画を見て感じたこと。
・スキーターの書籍出版によって、イヤな女が悔しい思いして痛快ハッピーエンド…かと思っていい気分になったけど、最後の最後でエイブが解雇されてしまい、ハンパなく暗い気持ちになった。
・ボーナス・コンテンツにあった「泣く泣くカットせざるを得なかったシーン」、人種問題だけでなく、性差別にも立ち向かわなければいけない現実をつきつけられる。これがまた辛い。
・「人種問題は根が深い」と言うと軽すぎるかもしれないけど、先人の苦労、涙あっての今なんだとつくづく感じた。