留学を申し込む時に、一日の授業時間を6hか8hで迷った。
そのことを正直に伝えた所、先方からこのような連絡が来た。
「せっかく滞在するなら長時間学んだ方がいいと思いますよ、途中から6hにカットすることは可能だけど、6hから8hへの変更はできません」
まぁ営業する側だったらそういう言うよな。
金額も1〜2万円しか変わらないし、なによりも長時間勉強してればイヤなことを悶々と思い出さずに済むかと思い、8hで申し込んだ。
なぜかサービス(?)で1時間のグループレッスンが付き、セブで4週間、一日9時間の授業を週5で受けた。
つまり、
この留学で英語の授業を受ける時間、計180時間!!!
…
ハード過ぎた(´Д` )
(体調不良で、1.5日分くらいは休んだ気もするが)
実際どういう授業を受けていたのか、覚えている範囲でお伝えします。
これは行っていた学校のバナー。えぇ、アフィリエイトリンク仕込んで有りますが、成果報酬型なので別にクリックするだけじゃ私に何も入らない。安心してくださいましwww
よほど興味ある方は、お問い合わせしてみるといいと思う。
ちなみにこの一連のセブエントリはステマじゃないからねっ!私が自主的に書いてるからねっ!
時間割
9:00〜Speaking(1)
10:00〜Speaking(2)
11:00〜Business English(1)
12:00〜Business English(2)
13:00〜お昼
14:00〜Free Talk
15:00〜Grammar
16:00〜Group Class
17:00〜Callan
18:00〜Reading
カリキュラムは自分で決めることができる。
というのも、学校初日にレベルチェックテストとオリエンテーション、カリキュラムについてひと通り説明を受けて、「じゃぁ自分の受けたい授業を決めてください」と。
「えっ」
ってちょっと焦って、「かくかくしかじかを勉強したい」と伝えた結果、お勧めされたのがこれ。
実際の授業は、レベルチェックテストの結果を先生が見て、その人のレベルに合ったもので進めるんだと思う。
全体
私は9時間を7人の先生から授業を受けた。
どの先生も冒頭で「How are you?」「さっきの授業はどうだった?」「昨日の夜何してた?」的な質問をしてくる。そこで軽く世間話。着いた最初の週は「どこそこのスーパーでなになにを買った」、週の頭は「週末どこそこに行った話」、週の中盤から後半はだいたい話題がなくなってきて「睡眠不足」とか「宿題やってないごめん」的な話が増える。
先生は女性が多いので、ガールズトークにもなる。「彼氏いるの?」とか「どういう人がタイプ?」とか、女性の先生が多いからか、色恋ネタ多かったなぁ。「フィリピン人の彼氏はどう?」って聞かれて、「来たばかりだからわからない」「付き合ったことないからわからない」と冷静に返したことを今でも覚えてるw
冒頭、6hか8hで迷って8hを選んだと書いたけど、6hにしておけばよかったとちょっと後悔している。
8hのつもりがサービスでグループレッスンもついてうっかり9hになってしまい、授業が終わるのが19時、そこから寮に帰って夜ご飯、日によってはスーパーに寄ったり、洗濯屋さんによったり。そして宿題に1-2時間、しかも最初の頃は寮でのネット環境がなくて、ネットで調べ物をしたい時は近所のカフェに(しばらくしてUSBモデム買ったけど)、
けっこういっぱいいっぱいだった。
毎晩、寝るのは2時3時。
授業の復習する余裕は全然なかった。授業が2h減ればもう少し楽だったのかもしれない。「いや、楽してもしょうがない」って行く前も今も思うんだけど、とにかくセブにいたときは睡眠不足が辛かった。。。その分、余計なことを考えずに済んだんだけどね。。。
Speakingについて
授業の流れは下記の通り。
・先生からプリント(A4の紙1〜2枚)を渡される
・読む(声は出さない)
・ディスカッション
これの繰り返し。だいたい1時間の授業で1サイクル。難しい単語が多かったり、ディスカッションが長引くと、2時間通してやることもある。
読む分量のサンプルがこちら。
ディスカッションで聞かれる質問例。
* What do you think of Hollywood movies?
* What do you think about movie copyright?
* Is it OK to download movies from free website?
* Is it OK to make copies of DVDs?
* Would you like to be a movie star or a film director?
* Why Why not? Support your opinion.
たまに、「環境破壊」や「公害」系のテーマだと、専門用語が頻出するし質問内容も難しくて、しかもディスカッションでは自分の意見を言わなければならないので大変。
答えに困る例:
* Can get progress get rid of poverty and hunger in poor countries?
* How can our quality of life be improved in the future?
* What are the advantages and disadvantages of progress?
* Is the world a better place than it was 50 years ago?
どう大変って、今まで政治や環境問題って関心がなかったから、意見なんて持ってないし、だから答えようがない。英語力云々の前にこれが辛かった。毎回毎回「I'm not sure…」と言う訳にもいかないし、それじゃぁ勉強にならない気がして。「こんな自己嫌悪に陥るためにセブに来たんじゃない…私なんでこんなことで悩んでるんだろう」とか思って余計に負のスパイラルwww
海外では子どもの頃からこういうことをディスカッションしてるのかな、つまり自分の意見をしっかり持つ習慣があって、かつ、それを相手に伝えるスキルを養っているのかな、と後になって思った。自分の無関心さを嘆いた。
嘆いてもしょうがないから、いろいろ考えるようにした。
あと、「将来のキャリアがどうのこうの」というテーマが来た時はさすがに無理!って思って、「私はかくかくしかじかの事情で会社を辞めて日本から逃げてきてるから、今はこんなこと考えたくない〜〜〜〜」とおいおい泣いた。
おいおい。いい年してなんだよwww
Business Englishについて
やりたいことをやらせてもらった。
最初の2週間は、メールと電話がメイン。
例えば「商品の在庫のお問い合わせ対応でメールを何度か往復」「新規事業の提案のアポの電話、そしてその後の日時確認のメールのやりとり」「MTGの後のフォローアップメール」などの設定を作って、「お問い合わせする/される」「アポ電する/される(相手が在席、不在、相手にされず切られる、アポOK、など様々なパターン)」双方の立場で練習した。
いい勉強になった(と思う)。
今英語で電話が来たら…テンパると思う。やらないと忘れるよね...(言い訳)
3週目は、テーマを与えられてA4の紙1枚分の英作文。
授業中に終わらず宿題になったときは辛かったけど、日本語で言う「起承転結」にのっとった書き方を意識できるようになった(気がする)。
最終週は、プレゼンテーションの準備とその本番。
設定は「日本人相手に、英語で、"セブでの語学留学"をアピールする」というもの。
最初、「持ち時間は15-20分」と言われ、「それは長すぎる!」と懇願し、10分に短くしてもらった。
キーノートで何かを作るのがあまりにも久しぶりで、使い方をかなり忘れていることに笑った。
最終週の火・水は、この準備で睡眠時間が3〜4時間くらいだった。まぁコレも今となってはいい思い出。
10回は通しで練習したかな。
当日は、その時間に授業を持っていない先生(10人弱?)を招待し、会議室でプレゼン。残念ながらプロジェクターがなくて、MacBook Airの小さいディスプレイで一生懸命説明した。
最初の1分だけ、ツカミ用に原稿用意して丸暗記したけど、以降はアドリブ。
何度も練習しているウチに自然と言葉が出るようになった。文法的に正しいか否かは不明www
興味ある人は動画のURLお伝えしますんで連絡ください。決してすごいプレゼンではないけど、「ビジネス英語未経験の人が4週間セブに行くとこれ程度はしゃべれるんだ」程度の参考にはなると思う。
長くなったから、続きは別エントリにて。
前のエントリ:
航空券選び
次のエントリ:
(後編)どういう授業を受けていたの?
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こちら。
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