サンタクロースさんが彼氏を運んでくれなかったので、敬虔なる無宗教者に戻ってベランダでひたすら読書してました。
私のウォルマート商法 すべて小さく考えよは、ウォルマート創業者のサム・ウォルトンの自伝です。
創業以来わずか40年で売上高世界第1位に急成長した、小売チェーンのウォルマート。創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれ、ついに世界を席巻した。田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの企業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など、身近な人々のエピソードで綴った自伝。ビジネス成功への鍵はここにある!
〜背表紙より〜
大学でSCMとかリテイルなどをかじってたので、当時の私が読むべき本だなぁとも思いつつ、今後の自分への示唆といいますか、今までフラットな「同僚の一人」だった私が「リーダー」になることで目が曇ったりやり方が変わったりってこともあると思うんですけど、今のフラットの感覚をキープしつつ、今感じたエッセンスを抽出して残しておこうと思います。
P.71 地元の人々とも馴染みになり、地元の噂にも耳を澄ませていた
--> 地元を「同僚」に置き換える。信頼関係をみんなと作って、仕事上の悩みやその他もろもろ話し合える関係を作る。
P.76トラブルとは自分に突きつけられた挑戦状
--> 障害対応は御免被りたいけどw とはいえこの業界つきものなので。起きた時に、「次に同じ過ちを繰り返さないようにどうすべきか」というのが重要。
P.220 経営者側の従業員への対応がそのまま彼らのお客への対応となる
--> 自分は経営者側ではないけど、メンバーには誠実に。誠実に対応する上で、「伝えるべきことを正しく伝えるための英語力が必要」であることも付け加えておく。
P.274 情報を共有すること、難問を抱えている者の重荷を軽くすること、みんなの気を引き締める士気を高めること
--> まずは「情報を共有すること」。たぶん言葉の問題もあってあまり行き渡ってなかった気がする。営業部と技術部の橋渡しと言いますか、カスガイ?な役目も。負荷分散、モチベーション云々は、来期働きながら個々の様子を見ながらって感じかな。
P.282 よい暮らしにとらわれすぎた時は、それを改めなければ前進できないのだ。贅沢にとらわれると、もっとも大事なこと、つまり、お客に仕えるということに、集中できなくなるからである。
--> フィリピン人と同じレベルの生活ができるか?否でる。それにウチの会社の給与体系は、日本人とフィリピン人とでそれなりに違いがあるのは否めない。
(現地採用とはいえ、治安・防犯という側面から、会社から徒歩圏内のコンドミニアムに住むよう言われている。)
私は、そもそも外国人の割には慎ましく生きてるとは思うけど(ジョリビーにもイナサルにも行くし、通勤はジプニーだし)、引き続き慎ましく生きていこうと思った次第。
そういえば12月頭の一時帰国の際、日本で服やら靴やら時計を大量に買い込んで持ち帰ってきたんだけど、そういうのをこっちの同僚は目ざとく察知して、「また新しい服〜」「この時計いくら〜?」と聞いてくる。元々持っていたフリをしたり、安めの値段を言っている。
駐在の人がローカルと比べてものすごくいい給料をもらっていると思われるのは当然として(みんな敬称Sirだし)、現地採用にも関わらず彼らより生活水準が明らかに高い私たちは、ローカルのみんなにどう映っているんだろう。
P.300 ビジネスは競争である。商売が安泰なのは、顧客が満足している間だけである。誰も、自分の生存を他人に保障してもらうわけにはいかない。
--> 今までのWebサービス・スマートフォンアプリと違い、SIは競合他社の情報は入手しづらいとはいえ、来期は調べてみようと思った。
P.354 意思疎通こそ組織の命
--> P274とも共通だけど、部下になる予定の子とオリエンした時に「営業側が何やっているのかわかんなくて、急に『案件受注できたからよろしく』と投げられても困るんですよね〜」と言われて、ハッとしたことがある。言葉が違うから、部署が違うから、様々な要因があるとは思うけど、これは私には気づけなかった視点だ。
大型案件だと私も首突っ込むからそれなりに把握していたとはいえ、たぶんローカルの子は知らないし、私が首突っ込まないような小さな案件ならなおさらかもしれない。だから、私の任務のうちの一つはカスガイだ。
P.357 現場でしかわからない
--> お客様のシステムを理解するのは、仕様書読むよりも現場だよね。で、実際何に使われているのか、どういう業務が乗っかっているのか。そういう現場主義は大事にしていきたいと思う。
P.375お客の生活水準の向上に貢献する
--> メンバーのエンジニアとしてのスキルの向上に勤めよう。これも任務の一つ。私の不得意な分野はそれぞれの専門の人に任せることになるけど、道標というか、やる気を持たせるというか、そういう方面で若い子たちを伸ばせるように。それでみんなの仕事レベルが向上して、お客様からも上司からも評価されるようになって、給料を上げてもらえれば万々歳じゃない。
半年後に振り返った時に、どう感じるだろうか。
来期に向けて、これだけは必ず、と思っていることがある。
「ホウレンソウ」
休むのは全然いいんだけど前日までに言ってほしいし、仕事の量が多くて期限に間に合わないものがあるなら早めに教えて欲しい、そうすることでお手伝いできるし、結果的にあなたのことを守るのよ、というのを伝えたいんだけど、会社からもみんなに積極的にホウレンソウすべきで、「社長が全体会議で言った」で終わるんじゃなくて、それをみんなに理解してもらえるよう努めたりトクトクと説くのが中間管理職と言いますか、あと、要所要所で情報シェアするとか、そういうのは、ウチみたいなタイプ・規模の会社だと現地採用の日本語スピーカーが最適なんだろう。
営業でアプライした私に、面接の場で「SEやらない?」と言った社長は、たぶんそういうのを見越してたんだと、今にして思う。社長、すごい。
サム・ウォルトン
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