三女から、誕生日に撮った父の写真が送られてきました。
まじまじと見ると、自分の記憶にあるアボジの姿よりもものすごく老けてて(アボジごめんー!)、記憶力ってアテにならないし思い出は美化されるんだなぁとしみじみ。
仮に年1で日本に帰るとして、いや、年2かな。あと何回会えるんだろう。
さすがにアボジの写真はアップできないので、三女が贈ったであろうケーキの写真で代用。
アボジ(父)の65歳の誕生日をキッカケにふといろいろ思い出したのですが、私の生き様はアボジの影響を多いに受けています。
アボジは、朝鮮大学校を出て大阪朝高で教師をやったのち、家の事情で地元に戻り親の店を手伝わざるを得なくなり、その後(ちょっとはしょるけど)独立して自分の店を構えます。(在日あるある)
私はそんな生き様が「絶対にイヤ」で、日本の大学を出て、日本の会社に就職し、あげくのはてに海外で仕事するに至りました。
まぁただの天邪鬼なんですが。
(ついでに言うとオモニの生き様も「絶対にイヤ」なんですがwww)
私が学生の頃のアボジは
「俺の金で生きている以上俺のいうことを聞け」
という専制君主だったので(言うこと聞かないと殴られたりモノを投げつけられたりすることもしばしば)、「クソジジィとっとと死ねばいいのに」と毎日のように祈っていましたが、大学入学、就職、その節目節目で「視野を広く持て」「世界は広い」と教えてくれたのはアボジで、「自分ができなかったことをやらせてくれているんだなぁ」と勝手にものすごくポジティブに捉えています。
この年になると親の偉大さがわかるというか、「35歳の時点で専業主婦の妻、娘4人を背負う大黒柱」だなんて、私絶対に無理だわー(私は男じゃないからそもそも違うかもしれないけど)。
会うたびに白髪が増えているから、「次来るときにこの店はまだ続いているんだろうか」と物凄く不安になるので、「長生きしてください、というかいつまでも元気に働いててください。」と祈るばかりです。
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