2日目の続き。
オールドモスクを見終わった時点で、けっこうな汗をかいている。でも水すら飲めない。
なぜならラマダンだから。というか今年から「イスラム教徒じゃない人も、日中はNG」らしい。
だから、カフェに入っても店内で食べられない。テイクアウトでしか売ってくれない。
私はブルネイにファスティングの修行しに来たのだろうか。そうだ。それだ。
とはいえ干からびて死にそうだったので、涼しい場所…
そうだ、バスに乗ろう。
ニューモスクとThe Mallがだいたい似たような場所にあるので、とりあえず01Cというバスに乗ることにした。
どうやってお金払うのかわからず運転手さんに声かけたら「いいから座ってろ」と。
しばらくしたら切符売りのお姉さんが乗ってきた。1ブルネイドル。80円くらい。
まずはThe Mall。
ガドン地区の一大ショッピング・スポット。
1Fには王様も好むというチョコレート専門店がある…ということで、なんとなく来た。
時は午前11:55。
モール入り口の張り紙「金曜日は12時から14時までクローズします」
えっ…
知らなかったんだけど、金曜日は集団礼拝の日で、一切のビジネスや集会、イベントが規制されているとか。
会社、店舗、銀行、スーパー、ショッピングモールなど、すべて一時閉鎖、閉館とのことで…
マクドナルド見かけたけど…
もちろん営業していない。
ニューモスクを見てホテルに帰ろう…
ニューモスクは、ジャメ・アスル・ハッサル・ボルキア・モスクと言い、現国王の即位25周年に合わせて完成。
5000人収容可能で、ブルネイ随一の広さを誇る。
お祈りの時間だからか、次から次への人が集まる。
なぜだろう。男性だけ。そういうものなのだろうか。
Yahoo!知恵袋先生によると、
・場所によっては「男性用」「女性用」分かれている
・男性はモスクでお祈りをする方が家でするより効果が大きい、一方女性はモスクより自分が守るべき家でお祈りをする方が良い
らしい。
とにかく、車が続々駐車場に入ってきて、中にはたくさんの人が乗ったワゴンなんかもあったりして、人々にとって大事な時間なんだと思った。
モスクのスピーカーから、お祈りが流れる。
今調べたんだけど、アザーンというらしい。
アザーンは、イスラム教における礼拝(サラート)への呼び掛けで、特にイスラムの祝日である金曜日は、一度はモスクで礼拝することが奨励されているとのこと。
シーア派とスンニ派で、内容が微妙に違うとか。
宗教が人々の生活に及ぼす影響…というとちょっと変な言い方かな。
異国情緒とでも言いましょうか。
ちょっと歩くだけで滝のような汗をかくのに、すれ違う女性のほとんどはスカーフ(ヒジャブと言う)を巻いていて、彼女らからすれば子供の頃からの習慣だしそもそも宗教だからなんでもないのかもしれないけど、「宗教ってすごいな」って思った。
彼ら彼女らからすれば、無宗教の人の方が「すごい(というかおかしい)」と見えるんだろうな…
ちなみに国によっては、公共の場でヒジャブ巻くのがNGのところもあるのね。
ウィキペディア先生が教えてくれた。
世の中には知らないことがまだまだたくさんあるんだなぁ。
と物思いにふけっていると、干からびて死にそうになってきたので、バスでホテルに戻り、サンミゲルを飲み、マニラ空港で買ったプリングルスを食べて喉の渇きと空腹を満たし…
そのままベッドに転がった。
…
起きたら午後5時過ぎてたw
次に続きます。
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