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2016年7月17日日曜日

フィリピン・35才の場合 → 人気の海外現地採用、苛酷な現実 待遇や仕事で駐在員との大きな格差、即失業の恐れ?



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こういうの、優秀な人が東南アジアに出てこなくなるから勘弁して欲しいわー。
人気の海外現地採用、苛酷な現実 待遇や仕事で駐在員との大きな格差、即失業の恐れ?

つー訳で、

実際のところどうなの?


って話を、35才の時の私が「フィリピンで就職して2年目」の視点で書きました。





作成:2014年8月7日
更新:2016年7月15日(YOYO転職1年のエントリへのリンクを追加)



■:記事から抽出
→(太字):私の場合



■厳しい環境が待ち受けていることも忘れてはいけない。

→フィリピン、ガチで厳しい。治安がね。
ジプニー乗っちゃダメって言われるから、たまにUberで通勤してる。街歩いてたらストリートチルドレンに追っかけられる。

ってそんな話じゃないですよね(笑



■国にもよるが、現地採用社員の平均給与は8~20万円程度。

→8万円で満足する人もいればそうじゃない人もいるから一概には言えないけど、優秀な人がこれをネックに海外・特に東南アジアを避けるのが嫌なので私の事例を述べると、私は日本の30代平均(DODA調べ)よりもらっています

実力があって、それを認めてくれる会社ならちゃんと相応の金額をもらえるんだよ、と声を大にして言いたい!!!

私は「私レベルの仕事をできる人はフィリピンの現地採用では見つからない」という割と希有なスキルがあるから重宝されている、ってのはあります。
  
日本に行けば私レベルの仕事できる人はたくさんいるけど、ここではある意味ブルーオーシャン。

ただ、収入のアテは増やしたいのと、給料の通貨がペソなので、何か副業で日本円の稼ぎを増やすのもアリかもしれない。ブログに本腰入れるとかね。


■年金や雇用保険などの福利厚生も整っていない場合が多い。

この時代、年金をアテにする方がアレかなって思うんですけどどうなんでしょうか。
私なんて日本の年金払いたくても払えないんだからーーー!



■不便な地やシェアハウスに住まされたり

→うーん、セブの語学学校とかだと、学生と一緒に寮生活みたいな話はよく聞きますが、メトロマニラで現地採用だと、今どきそういう会社あるのかなぁ。。。
私は会社の徒歩圏内(それでもUber使うけど)で、スパ・フィットネス・プール付きの高級コンドミニアムに5万円で生活しています。

あー、シンガポールだったら、月に10万円払ってもシェアハウス、て感じかもしれません。
就活のときに、シンガポールの人材紹介会社の人に「フィリピンなんかよりもこっちのが絶対に待遇いいです」ってオススメされたけど、「月10万円でシェアハウス」はちょっとアレかなーって思ってたのであまりシンガポールには食指がそそりませんでした。

数カ月後、出張で来たシンガポールの支社長に「なんでこっちアプライしなかったんだよ〜」 って言われましたw
 

■運転手付きの車を手配されなかったりする場合が多い。

→会社によりますよねぇ。
メトロマニラの大手日系企業なら、だいたい現地採用でも車乗ってた気がします。
私の会社は「社用車が4台」あって、仕事ではみんなでシェアして使っています。
帰りは「送り担当の車が1台」。飲み会に行く〜みたいな時とかは遠慮して使わないこともあるけど。Uberもあるし。 
「帰りたい」って思った時に「あっ、今は◯◯さんを送ってるところ」とかいうケースは確かにある。まぁでもそしたらUberだよね。


■実際に私の身近にも、盗難などの被害に遭った人がいます

→フィリピンは駐在員でも誘拐されたり泥棒に入られたりする国だからなぁ。例えばコレとか。30年近く昔の話だけど。


■駐在員は現地の店舗を任され、大きなプロジェクトを動かす一方、現地採用社員はデータ入力など、事務作業のルーティンワークが多い。

→そんなことない!!むしろ事務作業のルーティンとか羨ましい!!


■現地で初めて会う人たちに対しては、現地採用かどうかを確認します。プライベートで行くお店も違うのですが、現地採用の人と一緒に飲む時は、私たち駐在員が支払うようにしています。中には、駐在員に出してもらうのが当たり前と思っている人もいます

→私も、「20代の現地採用」っぽい子を見ると「あ、ちょっと配慮してあげようかな」って思う。おごってくれる人は大好きです〜♡ 


■現地採用社員が病気になった時のサポートは、まったくありません。

→そりゃ当たり前でしょ(笑)
日本より「休むこと」への抵抗は低い。
そして自分の体が資本だから、基本的に体が無理な時は遠慮なく休むようになった。



■どこへ、なんのために行くか、その国を十分見極めるのも大事。憧れだけで行くと、結果を残すこともできず、日本社会への復帰は遠回りになる。キャリアアップするつもりが、逆にキャリアダウンとなり、人生を棒に振ることになりかねない。

→これは99%同意。日本社会への復帰前提ってところが「?」ではあるが。


【まとめ】
「海外就職」と言っても様々なんですよ。
記事は主に東南アジアのことが書かれていて、確かに記事の通りのケースも多いとは思うけど、みんながみんなそうじゃないし。

「現地採用で働くことの積極的な意義も書いてほしいと思いました。」というコメントをいただきまして、数分考えた結果

「英語環境で、日本では得られないキャリアを積む」
かな〜と思いました。


オマケ

転職して別の会社で働いています。その振り返りの記事はこちら

【海外就職】フィリピンでYOYOに転職して1年が経ちました。自分の仕事を振り返ってみます。




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