CEO深田さんからのオススメ図書。
「5年間の起業ノウハウを3時間で学べるストーリー」とあるように、実話ではありません。「筆社の経験談に基づいた小説」です。
Amazon先生によりますと、
すべては見えざる法則に導かれていた!カリスマコンサルタントの成功法則が凝縮!!
R25編集長絶賛の書!!
売れるタイミング、事業の成長と失敗のきっかけ、持ち上がる数々の難題……すべては見えざる法則に導かれていた!全国1万人を超える経営者に成功法則を伝授してきたカリスマコンサルタントが、そのエッセンスをこの1冊に凝縮!!「R25の誕生は、本書のおかげといっても過言ではありません」R25編集長絶賛のベストセラー、待望の文庫化!最高に面白くて、最高に役に立つ!!
だそうです。
ややネタバレ気味なので、感想などは下の方に…
ざっくりストーリー
主人公は、転職した会社を半年でリストラ（のような状態）となり、なんとかなるんじゃないか的なノリで起業します。その時点で専業主夫の嫁と小さな子どももアリ。
（いやー！！！自分が嫁の立場だったらどうしよう！！！）
事業がうまく軌道にのってもまたすぐ違う問題がどんどん湧き出ます。途中で浮気もします。
嫁には逃げられ（浮気が原因じゃないけど）、信じていた同僚に裏切られ、、、、
でも小説なのでノープロブレム。最後にはめでたしめでたし的な終わりを迎えます。
その辺りは、板倉さんの「社長失格」とは違って読後に胃が痛くなるようなことはありませんのでご安心を。
感想
(1)この主人公、「ちょっとアンタ神埼さんを頼りすぎだろ」という気がしなくもないですが、まぁそれは小説だからでしょうか。世の中の起業家はそういうモンなんだろうか。
※神埼さん：主人公の昔の同僚で、独立して会計士＆コンサルタント。メンターみたいな存在
(2)スタートアップを「普通の人」として2社経験している私としては、読み進めるうちに様々な思い出が蘇りましたが、まぁアレですね、何が起きても「よくあること」なんだなと再認識した次第。
私は起業家タイプではなく、この本の後半にある「役割」で言うと「まとめ役」に近いと認識していて、最近ちょうど社内でアジャイル開発と言いますかスクラムっぽいことを始めたので、スクラムマスターという名のお母さん業務に引き続き邁進しようと思いました。
いつのまにか会社で最年長になってたしね！！！
お母さんは若くないんだから若い子たちにモリモリがんばってもらいますよ〜！！おほほ〜〜！！
起業を考えている人にはイメトレになる一冊になるでしょうし、そうでない普通の社員の人なら「起業家はこういう思考で動いているのかもね」と理解が深まる一冊になる…かもしれません。
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