去年の10月にキラ星のごとく現れたスクラム
・Product Backlogを使い
・Product Ownerが優先度を決め
・毎週金曜にSprint Planningでタスク分解
・カンバンにポストイットを貼る
・で、1週間スプリント
・10数人で毎朝Standup mtg(standup mtgは確か7人前後が理想なカタチ…ってどこかにあった気が)
・毎週金曜はRetrospective
・つまり金曜日はほぼmtgデー
・実質4営業日しか開発期間がない（テストはここに含んでいない）
・リリース前に必ずQAやる
・可能な限り毎週水曜リリース
というスタイルでやっていまして、
最近みんな、
「4営業日だけってキツイね」
とわかってきたこともあり、
Product Ownerのゆーじが「2週間で試してみよう」と鶴の一声。
で、その2週間スプリントが先週終わり、
リリースできる予定のPBIは4件。
水曜リリースに向けて、
月火でQA
という、
割と殺生なスケジュール（笑
過去の経験から、「たぶん無理」な状況なんですけど、
「このタイトな状況でみんながどう臨むか見てみようか」と思った次第。
キチンとやろうとしたらスプリント内でテストも終わらせるんだけど…と思ったりもするんだけど、ちょっとまぁ今の段階ではそれは置いといて、
で、
「かなりパツパツだけど、その変わり月曜の朝8時までにはapkファイル出してね」
と口を酸っぱく言ってみたものの、蓋を開けてみたら
（あえて書くのは忘れないために）
・apk用のassetsがスペック満たしていなかった
・想定外の事件のため週末に作業ができなかったこともあり、上記発覚が月曜
・「先週のhotfix」「今週のリリース」「来週のリリース」が混在していてそもそもカオスだった
・個別のhotfixに今週のリリースネタが紛れ込んだりして、そこの説明に手間暇かかった
で、結果的に月曜朝イチからテストできず、
月・火と水面下で調整してみましたが、
まぁ結果的に、全PBIがテストできる状態になったのが今日の午後3時過ぎ。
振り返ると、
2営業日を調整ごとだけで過ごしていた
というビックリな状態でした。
カンバンを使うようになってから、
「あの人今何やっているんだろう？」
「なんでこんなクッソ急がしい時に◯◯さんはアレをやっているんだろう」
「指示がないから好きなことをやっている」
がなくなってきたし、
優先度も明確なのでやるべきことも明確だし、
ディシプリンも効いているし、非常にいい傾向だと思いつつも、
カンバンだけじゃ認識の統一はできない
（しばらくはお母さんが口を酸っぱくあれこれ世話を焼く）
んだと痛感した二日間でした。
あと、細かいPBIが同時に何本も走るのは難易度が高くて大変だし、優先度＝リリース順ではないので（PBIによって開発期間がまちまちなので）、「次QA来そうなネタはアレとコレだろうからそのテストケースを先に作ってもらおう」というのも難しい…
まだあるわ、これは備忘録。
今の規模のアプリでQAをどこまでキッチリやる必要があるのか、リリース後にバグが見つかったらその都度修正くらいのスピード感でいいのでは、という気がしなくもないんだけど、やっぱり最低限QAやらないと、
・想定外のPBIをリリースされる（年末にもあったし今回の3.3.8.1でも危うく）
・たまに、英語の説明文がおかしい（アプリの動作と一致していない、文法がおかしい、など）
・仕様誤認による、Spec ownerの想定外のものが出る
・仕様考慮漏れ
というリスク…というかそういう実績も多々あるのでマジで気をつけないと、と思ったのと、
そもそも「月火にQA、水曜リリース」なんてスケジュールで出そうとしちゃダメ、と再認識した次第。
水曜までに「QAできる状態」のものを来週リリースする、くらいのスパンじゃないとダメなんだろうな。
あと、「それ今朝のStandup mtgで◯◯さんが言っていたよね？」ということが多々あるんですけど、
みんなが予想以上に人の話を聞いていないのか、◯◯さんの説明がクッソ難しいのか、
それってそもそも10人以上で30分近くやっている時点で破綻しているのか、
ってことはstandup mtgのやり方を変えたほうがいいのかと思ったり、
いやー難しい。
というわけで、長い前置きでしたがやっと本題。
上記事情で定時に上がれず、久々に遅くまで仕事したというか、
調整ごとのカタがついたタイミングで帰宅しました。
「20時」って、さほど遅い感じがしないんだけど、
朝8時から働いていると20時って、やっぱ遅いね。
10時出社なら22時な訳で。
そりゃ疲れるわ。
洗濯屋さんに行くのをすっかり忘れていたのが今日イチバンの致命的ミスです。
以上、仕事の備忘録のようなメモでした。おやすみなさい。
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