フィリピン=発展途上国だと思われがちというか否定はしませんが、年1ペースで有名ドコロのミュージカルが来るんですよ。
すごくないですか?
今年はロンドン留学中に見れなくてものすごく後悔していた「レ・ミゼラブル」が来ていまして、ミュージカル好きな友人夫妻と三人で観劇してきました。
マニラではこれまでWickedとシカゴを見て、レ・ミゼラブルで3つ目の観劇。
(ちなみにWickedはブロードウェイと日本でも見てる)
場所は、カジノリゾートとして1-2年前にオープンしたSolaire Resort and Casino。
マカティからは車で30分〜1時間(渋滞状況によります)
ちなみにこの道路をまっすぐ進むとその先はマニラ湾。
カジノリゾートって、劇場もセットなのが一般的なのかな。
Bellagio Las Vegasはシルク・ド・ソレイユのオーの専用劇場があったね、そういえば。
このアンジョルラス、狩野英孝に似てる気がする…
気のせいかな…
座席は3500ペソでこの位置。
いい席はほぼ満席。
ビックリ…
フィリピンって何気にお金持ちが多いんだね…
ここから先はほんの少しだけ、ネタバレあり
ネタバレが少しあるんで、
アン・ハサウェイの「I Dreamed a Dream」を置いておきます。
(こんな有名なミュージカルなので、ネタバレもクソもないと思うけど)
映画とミュージカルの比較も少し書くので、イヤな人はここから先は見ないでくださいね。
ネタバレ前に言っておくと、
生の迫力はハンパ無かった。泣いた。
ミュージカルを存分に味わいたい方は、映画版で予習してから行くのをオススメします。
大筋のストーリーがわかっていれば、英語が多少わからなくてもなんとかなると思います。
(自分としては、これまで観た英語のミュージカルの中では一番聞き取りやすかった)
さて。
ネタバレその1:
↑にリンクを置いた「I Dreamed a Dream」、
映画だとアン・ハサウェイが演じたフォンテーヌが歌うわけですが、
今回のレ・ミゼラブルでフォンテーヌを演じるのが、なんとフィリピン人のレイチェル・アン・ゴーという女優さん。
(有名かどうかは知りません…)
この女優さんが歌う「I Dreamed a Dream」を
ものすごく
期待していたんですが、
冒頭のかなり早いタイミングで歌い始めて、
「えっ、そこで?」
というのが、ネタバレその1でもあり、かつ、このミュージカル最大の期待はずれな部分でした。
(いや勝手に期待して勝手にガッカリするなって話なんですけど)
あと、小さかったなぁこの女優さん。
すいません、この役はアン・ハサウェイのイメージがあるんでそれをどうしても想像しちゃう…
ネタバレその2:
すみません、映画から入ったクチなんで、映画と比較しちゃうんですが…
(映画はミュージカルの完全再現、という謳い文句だったのも知ってる)
もちろん、映画で観たものをミュージカルでそのまま再現できるとは露程にも思っていませんが、
映画でアン・ハサウェイが渾身の演技をかました
「髪の毛を切るシーン」、
ミュージカルだとどう表現されるのかと期待していましたが、
レイチェル・アン・ゴーがどこかに入って出てきたら髪の毛が短くなっていて、
「???」
という感じでした。
ネタバレその3:
戦闘のシーン、俳優さん達が観客にお尻を向け、ステージの向こうに敵がいる、という想定でのバトルになります。
なので、殺される時も(見えない敵から)打たれて倒れる…という感じになるんですよね。
映画だと普通の戦闘シーンでしたが、ミュージカルだとこういう風に表現されるのか〜と思いました。
想像をかきたてるっていうのかしらね。
ネタバレその4:
これはネタバレではないけど…
映画だとマリウスとコゼットがそれなりに存在感あった気がするんだけど
ミュージカルだとあまりないというか、
アンジョルラスとエポニーヌの方が目立っていた気がしました。
演じる人によるのかな?
というわけで、
普段「ミュージカル」自体を見ない人で映画版のレミゼを観た人には、正直物足りないかもしれませんが
ミュージカルが好きな人ならオススメです!
5月1日までロングランで、平日はチケットもまだ取りやすいらしいので、
気になっている方はぜひぜひ〜〜。
私は映画を見返したいのでポチりました。
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ここからは本筋と逸れますが…レミゼあれこれ…
その1:世界中のジャンバルジャン
この映像、
世界中でジャン・バルジャンを演じた俳優さんが一同に介して
「Do you hear the people sing」
10周年の記念イベントのようです。
これはヤバい…!!!
何度見ても鳥肌もの。
日本からは鹿賀丈史が参戦していますよ。
その2:サマンサ・バークス
映画版でものすごく気になったのが、エポニーヌを演じたサマンサ・バークスという女優。
ソロパートがあるくらいの役なのに、日本のポスターなどでは全然目立っていませんでしたが、
とにかくいいんです〜〜〜
エポニーヌ役をつかむまでの歴史はこちらをどうぞ。
「エポニーヌ」役のサマンサ・バークス、映画『レ・ミゼラブル』オーディションの長い道のりを語る https://t.co/nhQxU8yD9V— Suni@フィリピン (@suni) 23 April 2016
小芝居ブログ: サマンサ・バークスが映画「レ・ミゼラブル」のエポニーヌを演じるまで https://t.co/kCc3dxiw7i— Suni@フィリピン (@suni) 23 April 2016
この人、オーディション番組(レミゼの映画版よりだいぶ前)で、なんとWickedのDefying Gravityを歌っているんですよね。
これまで観たミュージカルの中で一番好きな曲を、これまでトップ5に入る好きな女優さんが歌ってるなんて〜〜〜〜!!!
と1人でテンションが上がってしまいました。
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