大昔、フィリピンに来てまだ半年くらいだったかな。
フィリピンのお金持ちのお宅のパーティに呼ばれて遊びに行ったことがあるんですね。
タクシーとバスを乗り継いでw
で、そこで知り合ったまた別のお金持ちファミリーが、わざわざタクシーとバスを乗り継いでやってきた私をマカティまで車で送ってくれることになったんです。
今でも英語で世間話は難儀するのに、フィリピンに来て半年しか経ってない私なんて、そりゃーもう会話に苦労するわけですよ。
しかも知らない人の車。
運転しているのはドライバー。
奥さんは助手席。
真ん中の列に、メイドと子どもと私。
メイドと子どもの会話はタガログ語。
めっちゃコミュ力試されますよね。
いっそのこと、寝てしまいたかった。
と思ってたら、
そこんちのお母さんがくるっと後ろを振り向いて、子どもに言うんです。
「English!」
うひょ〜〜〜!!!
ちょっと怖かったけど、ちょっと興味も湧いたので、
「母国語であるタガログ語と英語、どちらに力を入れてるの?」と聞いてみたんですよ。
そしたら
「英語に決まってるじゃない。タガログ語話せてもメリットないのよ。ある程度お金がある家はみんなそうしてるわ。家庭内でも基本的に英語よ」
って。
その頃はただただ「すげぇ」とだけ思ってたんです。
ときは経ち、2018年6月。
我が家のフィリピン人メイドと世間話をしていたら。
「うちの子、めっちゃおしゃべりで」
って話になり。
メ:男の子の癖におしゃべりで、まぁカワイイからそれはそれでいいんですけど、困ったことに英語を喋りたがるんです。
私:まだ6歳なのに偉いねぇ。勉強してるんだねぇ。
メ: でも町中で英語で話しかけられると困るんですよ。
私:なんで?
メ:フィリピン人同士が英語で話してると、周りから白い目で見られるんです。
私:まーじーでー
メ:「なんだよあの家、スカしちゃって」みたいな。
私:うひょーめっちゃこえーーー
これって、アレですかね。
日本でも、田舎の女の子が東京の大学を目指して一生懸命勉強しても、まわりに「無駄だ」とかって足をひっぱられるヤツ?
いあやだなぁこういうの。
数年前の「お金持ちのフィリピン人は子に英語を教える」のエピソードとは真逆で、フィリピンにはまだまだ見えない壁があるなぁ、とつくづく思ったのでした。
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