マレーシアで「オペラ座の怪人」を観ました。
ロンドンウェストエンドのワールド・ツアーで、実は3月のフィリピン出張中にも観に行ったくらいなんですが(その時の話はこちら)、クアラルンプールでも観たくなり、また、
「日本人が出演している本場のミュージカルを東南アジアで観劇」
なんて体験は当分ないような気がしたので、やっぱりポチっちゃいました。
千秋楽が7月7日、観に行ったのは6日、チケットを買ったのは5日の昼間、という勢いです。
イスタナ・ブダヤ(Istana Budaya)について
会場は、イスタナブダヤという国立劇場です。
場所はこのあたり。KLCCのちょっと北の方。
Grabで行くとここで降ろされ、階段を登ってドアを開けると…
こんな感じで、中央の階段を使った「写真スポット」に長蛇の列。
開演1時間前でこれでした。
開演30分前は、列がドアのところまで伸びていてすごかったです。
館内は、ポスターや垂れ幕や写真スポットがたくさんありました。
そして出演者のリスト。
そういえばファントム役の人が前回と違う人(前回は、Jonathan Roxmouthという方、今回はMichael Gillisという方)で、クリスティンは前回と同じ、Clara Verdierという方。
バレリーナ役のところに、「Ayaka Kamei」と日本人女性の名前がクレジットされています💕
亀井さんのインスタなどなどはまとめて下の方に…
こちらはお土産売り場。
フィリピンのシアターソレアのお土産売り場と違い、ここはちょっと遠慮がち…なブース。
お土産屋さんの右後ろにはレストラン。
次はここで食事してみようかな。
(どなたか食べたことがある方がいらっしゃったら感想教えてください〜)
売店も。缶コーヒーがRM3でした。
幕間は繁盛してました。
ロッカーがある!RM0.5でした。
せっかくなので2階にも上がってみました。
こうやって見ると広いな〜。
ちなみに、外観写真に見える正面の階段を登ってドアを開けるとここにたどり着くことになるんだけど、2階のドアは鍵がかかって外から入れないようになってました。
で、こちらは3階。
備忘録がてらシートマップも。
今回D4という席でRM400、10500円くらい。
最前列でものすごい迫力でした。
ここと3階席が同じ値段っていう価格設定がよくわからない。
最前列の上手側からステージを。
館内の座席はこういう感じ。
さすがに3階席は遠そうだなー。
最前列の右端からオケピを。
オケピがこんな近くに見えるのもすごい。
指揮者の方の肩から上が網から出るようになってて、下からもステージからも指揮者が見えるようになってるんだろうね。
指揮者の方が女性でこれまたビックリ。
そして幕間のシャンデリア。
ここから上にグググーっとあがっていくのを下から眺めるのが恒例w
シャンデリアは劇場の作りにも寄ると思うんだけど、マニラのシアターソレアで2階席でみたときは「グイグイ迫ってくるほどの近さ」にまで来たと思うんだけど、今回下から観た感じだと、ほぼ真上にあがってく印象でした。
オペラ座の怪人について
演者の表情がよく見えるからか、最後の3人のシーン、クリスティンのキスでファントムの心が雪解けしたかのように変わるところが、なんかものすごくグッと来て号泣しました。我ながらここで泣くとは予想外。
以下はちょっとマニアックな話なのですが、備忘録がてら。
3回目の観劇だし事前にネットで内容のおさらいもしていて、今回は
・フィリピンで『ボラカイ』と言われた箇所がマレーシアだとどう言われるのか
・代役が出てくる箇所は本当に代役か(詳しくはこちら)
・最前列だから、最後のファントムが消えるシーンがものすごくよく見えるのでは
というところに注目していました。
「ボラカイ」に相当する箇所については、第一幕のあのシーンっていうアタリはついているので今か今かと待っていました。
答えは、もうマレーシア公演が終わっちゃったので言っちゃいますが、「ランカウイ」でした。
シンガポール公演だとどこなんだろう?と思ってググったら、あっちでも「ランカクイ」って言われてたみたいです。
(英語記事をどうぞ)
代役のところは、下手から消えた長後に舞台の上の方から現れたので、「これが代役のシーンだ!」とw
よく観たらクリスティンの顔の違いもわかりました。
最後のファントムが消えるシーンは、アレは椅子の後ろから抜けてるんだと思うんだけど、そのあと下手側に抜けるのか、それとも幕が降りるまで椅子の後ろで待機なのか気になりますが、全然わかりませんでした。
次は下手側から観てみたいな…
シアターソレアとの違い
マニラのシアターソレアがホテルに併設されている劇場というのに対し、イスタナブダヤは「由緒正しい国立劇場」という印象。もしかしたらマニラのCCPもこういう感じだったかも(あまり覚えてない)。
抱いた印象としては、
・物販、写真スポット、館内の食事・軽食・トイレはシアターソレアの方が総合的に◎
・劇場の建物自体に趣を感じるのはイスタナブダヤ
・イスタナブダヤはシアターソレアほど極寒ではなかった
・収容人数は、シアターソレアが2000弱、イスタナブダヤは1400弱?
あと、シアターソレアよりイスタナブダヤのほうが、チケット代が高くてビックリしました。
出演している日本人女性の話
亀井彩花さんという方のお名前がクレジットされていて、めっちゃビックリしました。
ウェストエンドやブロードウェイ・ミュージカルって、最近でこそ米倉涼子がブロードウェイでシカゴを…みたいなニュースもありますけど、やっぱ日本人含む東洋人にはまだまだいろんな意味でハードルが高い印象があったので、オーディションを勝ち抜いて出演されてるってものすごくすごいことだと思います。
幕が下りたあとに楽屋口で少しお話もさせていただけて、めっちゃ感激しました😊
ラストのシーンで号泣してからの楽屋口で御本人をお見かけしてまた号泣で、もうなんか、いい歳してすみません…
彼女の取材記事もいくつか見つけたので、これをご覧の皆さんもよかったらぜひ。
1つ目はニューヨークの日本語媒体の記事で、
2つ目は、まにら新聞の取材記事が彼女のインスタに掲載されているものです。
これからツアーが向かうイスラエルとドバイ在住日本人の方に届きますように…💕
【NYアーティストインタビュー】— HOTDOG TIMES🌭 (@HOTDOG_TIMES) September 21, 2018
ダンサーとして活躍中の亀井彩花さんにインタビューしてきたぞ!自身の留学経験やアーティストビザの手続きのことなど、NYでアーティストを目指す人の参考になるお話をたくさんしてくれたぞ。今すぐチェックだな!https://t.co/dahLe90TsP
座席について思ったこと
ミュージカルって、今までは2階席の最前列〜3列目くらいから観るのが好きだったんですけど、今回最前列から観てみたらみなさんの表情がよく見えてファントムの悲しさとかあれやこれやがものすごくすーっと入ってきたので、「好きなミュージカルは、1階席の前の方で見よう」と心に誓ったくらい、印象的でした。
とりあえずWickedを観たい。第一幕の最後、前の方で見たらまた印象違うんだろうな〜。
次はCats
マレーシア、今まであまりブロードウェイやウェストエンドミュージカルが来る印象なかったんだけど、今年はオペラ座の怪人が来たし、来年1月にはこれまたワールドツアーでCatsがやってくるそうな。公式サイトはこちら。
動物モノのニュージカルって、日本で劇団四季のライオンキングを観たときにあまりピンとこなかったからCatsも食わず嫌いな感じだったんだけど、せっかくマレーシアで観られるなら行こうかな、と思っています。
チケット代は、今回もシアターソレアよりイスタナブダヤの方が高かった。
2階席か3階席から観てみて、ハマったら前の方で観ようかな。
以上、オペラ座の怪人観劇ログでした。
ネタバレを含む過去のミュージカル観覧ログ
2011年10月 WICKED@ブロードウェイ
2013年1月 ビリー・エリオット@ロンドン
2013年1月 オペラ座の怪人@ロンドン
2013年1月 マンマ・ミーア@ロンドン
2014年2月 WICKED@マニラ
2014年9月 WICKED@東京
2014年12月 シカゴ@マニラ
2016年4月 レ・ミゼラブル@マニラ
2017年3月 WICKED@マニラ
2019年3月 オペラ座の怪人@マニラ
2019年7月 オペラ座の怪人@クアラルンプール(このエントリ)
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