ゲンティンハイランドの屋内遊園地の「Train to Busan」というコーナーになぜか「ミス・コリア」という屋台があり、夫と友だちに「そういえば昔ねー、ミス・コリアっていうミスコンの地方予選に出たことがあってね」という話をしたらかなりウケたので、大昔作ったホームページに書いてた日記をリライトして掲載したいと思います😊
先に申し上げておきますと、マレーシアで出会った方々のほとんどは産後のゆるふわタミーな私しかご存知ないと思いますが、 ミスコン云々の当時は今の体重より15kgほど痩せてましたのでご安心ください。
では本題。
2003年の3月下旬、社会人2年目も終わりかけ。
某メーカーのシステムエンジニアとして泥臭い仕事をしてた頃。
ある日の深夜、実家の母から電話が鳴った。
「アンタ、ミスコンに出なさい」
はぁ?!
曲がりなりにも24才の娘を捕まえて言うセリフではないと思うんだけど…
なにやら、
「韓国のミスコリアっていうミスコンの地方予選が日本でもあるから出なさい」
ということを興奮気味にしゃべってる。
※ちなみにミスコリアとは韓国を代表するミスコンで、上位入賞者がその順位によってミス・ユニバースなどの各国際大会の韓国代表としての権利を得ることになっている。詳しくはウィキペディアをどうぞ。
うら若い10代の娘に向けられたセリフならまだしも、もう24歳。。。
それに母はどちらかというと「ウリナラマンセー」な人なはずなのに、それが韓国のミスコンに出ろとかまったく意味がわからない。
(金日成と金正日の肖像画が飾ってあったような家です)
(娘4人は当然、小学校から高校まで朝鮮学校に通いました)
(長女はソルマジに行って金日成と一緒に写真撮ったりもしました)
このとき私はまだ国籍を韓国に変える前だから、仮に私が絶世の美女で、万が一、いや億が一、勝ち上がって本戦に出られることになったとしても韓国に入国するだけで難易度高いし、本戦で優勝しちゃってミス・ユニバース本戦とかパスポートないから参加できないよwww
(さすがにそんな心配する必要はない)
しかも深夜。
ねむいよ?
整形してないし勝てる訳ないじゃん。
母は続ける。
「いいからアンタのプロフィール教えなさい」
真夜中に「この人なに言ってんだろう」と思いながら会社の寮の住所や電話番号、メールアドレスetcを伝える私。
しかしメールアドレスを教えている最中、「アットマーク」と言うと、「なにそれ?」と言ってくる。
私にメールアドレス聞いてるんだよね?
メールアドレスって何か知ってる?
たかが「@」のために睡眠時間を削られるのが腹立たしくなり、
自分で書いて送るから資料をよこせ(怒)
と言い放ち眠りについた。
うん、睡眠は大事。
そして数日後、本当に書類審査のための資料と大会要綱が届いた。
大会要綱を読むと、
私はそもそも対象年齢からはずれている。
親バカにもホドがあると思い、
それを理由に応募しないと告げると、
「あ、それは大丈夫、事務局に電話して確認したらアンタの誕生日でもOKらしいから」
何言ってるの。。。
でも興奮している母に何を言っても無駄なので、
ミスコンに正々堂々と書類を送って書類審査で落ちればいいじゃん✨✨
と気づいたので、
身長も体重もスリーサイズもすべて事実を書き、水着の写真が必要だったので、熱海に家族で行ったときに撮った写真から、自分が水着を着ている写真を選んで送りつけた。別にミスコンを意識したわけじゃないから、ポージングとか、ガチで「ただの一般人」だよ。
こんなデータで書類審査に通るわけないっしょぷぷぷ。
審査員各位におかれましてはお仕事増やしちゃっってごめんあそばせ〜\(^o^)/
そんなこともすっかり忘れてた4月のある日、韓国語で電話がかかってきた。
「こちらミスコリア事務局の●●●です。
書類審査合格です。
おめでとうございます。」
おめでとうじゃねーよ(怒)
当初の予定が狂った。
親をギャフンどころか、自分にギャフンだよ・・・
でもまぁ、書類審査通ったことは、ちょっと嬉しいわけで。
ニヤニヤしながら話を聞いてたら
「参加費として、日本円で15万を用意してください💕」
えっ…
私:15万ウォンですか?(=15000円)
あっち:15万円です。
当時の韓国は、女性の社会進出がまだまだできていない国で、頭脳や知性よりも「美」とか「外見」で社会的地位を獲得するしかないらしく、ミスコン一つでも気合の入れ方が半端じゃないとか。
で、ミスほにゃららの栄冠を掴むためにものすごくがんばるし、そのためには時間とお金と努力を惜しまない、と聞いたことがある。
さすが韓国😊
でも私はそんな大金をこんなことに使いたくないし。
車が欲しくて貯金に励んでるくらいだし。
「母に相談しますんで・・・・」と言い、電話を切った。
そして母に電話したら。。。
母:事務局に言ったのよ、娘が2人も出場するとなると30万円もかかって大変です・・・って。そしたら、『じゃぁお金はいいから出てください』って言うじゃないのよぉ~これはもう出るしかないわね💕
私:2人って?
母:三女の書類も送ったのよ。
私:えー!あの子ミスコンなんかに興味あるの!?
母:まさか。勝手に応募したのよ。
私:。。。
我々は人数合わせのサクラなのかなwww
というわけで、
・タダなら出てもいいか
・ドレス着れるみたいで楽しそうだし
・チョゴリも着れるみたいで楽しそうだし
・プロがヘアメイクしてくれるみたいで楽しそうだし
・総じて、めったにない経験できそうだし
と思い、出場を決めたのでした。
そしたら、
「○月○日に新大久保のナントカ美容院にお越しください」
「それまでに白いハイヒールを買ってください」
という連絡が来ました。
その2に続く!!!
▶続)ミスコリアっていう韓国のミスコンの地方予選に出た話をしようか:新大久保の美容室で衣装合わせしたり白いハイヒールを買ったり
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